残業
時間外労働(過労死)が労災認定されました
たとえば 今年4月の計算をしてみます
平日毎日 2時間残業をして 20日間で40時間
土曜は時間外労働になるので 土曜だけで50時間の残業です
これですでに90時間の残業になります
毎週日曜はお休みです 驚くほどではないと思うのは私だけですか?
先日 フィリピンに実習生の面接にいったときに
毎月 どのくらい働きますか?という 質問をしてみました
すると月平均25日くらい出勤して 毎日4時間残業をしますといいます
これは最初のひとの真似をしたのか ほぼみんな同じ答えが返ってきました 25日間4時間 平均100時間の時間外労働です
いや日本の計算をすれば 土曜が4日あったとしても 32時間プラスされてしまいますから 132時間ということになります
ニュースにあった自殺者の時間外労働の問題 過酷な勤務形態が死に追いやった 時間外勤務87時間に及ぶ・・・はたして 原因は時間外勤務だけだったのだろうか?と 思ってしまいます
単に 労働時間を短縮しろという命令では ”できない” 能力的にできないものを短時間でやれということにもなります。残業時間よりも むしろこのことの方が問題です。最前線の作業員は労働時間イコール給料ですから 時間は確実に報酬を増やしてくれますが 中間管理者はその期間(時間内)で仕上げることが自分を守ることです
私がしきりに時間外労働を取り上げるのは 外国人実習生の時間外労働につながるからで 日本では出来ないことですが 彼らが望む時間外労働をさせてやりたいと思ってしまう矛盾というかすべてが その地域実情にあってはいない合理的ではないと思うからです
昔 ある大手研究室にいた友人が 自分はワーカホリックだと言っていたのを思い出します仕事依存症です よいことではないのですが 彼にとって仕事をしていることが嗜癖(くせ)精神的に安定していると言っていました 取り上げられると苦痛になる(体にはよくないです)
私がここ(今の会社)にきたころは(大昔) 毎月30日 2時間残業させてもらっていました(させられていた?)
それでも 肉体的に きついしんどいと思うことはあっても 精神的には まいってはいません
一番したっぱで 仕事に責任がないから 工期もくそもない 間に合わなくて しったこっちゃないです
ただ 言われたことをまじめにやるだけ・・ m(_ _”m)
時間外労働も その仕事形態 質に区分けが必要なのかもしれない
社長の屁理屈でした